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お金について・その2
えと、自分はたぶん土曜には守り人見られません。
今度の日曜は用事があるので、花酒のもろもろは月曜以降になると思われます。
とりあえず今日明日は貨幣論で行く予定です!


あれこれ調べていたら、こちらのブログにぱーへくとなスクリーンショットが!
硬貨についても考察されています。
画像はそちらにお任せするとして(笑)、若干意見の相違が見られるので、こちらはこちらで展開します。えへ。

とゆーわけで本日のお題は、新ヨゴの硬貨は何でできてるのか?です。
まずは硬貨の種類を整理してみましょう。

1.トーヤがチャグムに説明する際、最初に見せた硬貨。灰色っぽい。ハン硬貨である。
2.1の硬貨100枚にあたる1ルガル硬貨。赤っぽい。
3.ヘキムームを買うための10ハン硬貨。黒っぽい。1と同じ硬貨?
4.1万ルガル金貨。馬1頭が買える。水車小屋家賃に3枚支払った。
  二ノ宮の報酬の方は、三日月に雲がかかってるような模様=宮の刻印?が入っている。
5.熊の皮購入時に16枚払った硬貨。2に似ているが、明らかに大きさが違う。
  トーヤがバルサから受け取ったときは、1か3にあたるらしい黒っぽい硬貨も見られる。
6.二ノ宮の宝物ツヅラからは、いわゆるコイン型の丸い金貨がこぼれていた。
7.モンジンゼンで使われる、表が白い外国の硬貨。和同開珎タイプ。

今のところ出てるのはこんなもんだと思います。
で、まぁ4と6は金製でしょう(笑)

問題は、もっとも新ヨゴで使用頻度の高いと思われる1〜3です。一応5も入れておきます。
形は、瓦型というのでしょうか。反りが入っていて、凹面に文字が入っています。上部に紐を通すと見られる四角い穴があいています。長辺のふちに、2つほどぼこぼこがあります。
で、


金属の音がしていません。


挙げていきますと、

・1話。兵に気づいたバルサ姐さんが豚丼代金として机に置いたとき。
・2話。トーヤが紐つきで受け取ったとき。
・10話。トーヤがチャグムに説明するため、硬貨を探してごそごそしてるとき。
・10話。胴元が投げて寄こした硬貨2枚。

いずれも、擬音語にするなら『ちゃりちゃり』よりも『かちゃかちゃ』。
1話のとき、赤っぽい硬貨(1ルガルなんだろうか……。豚丼に1ルガル20ハンて高すぎるよーな……? 迷惑賃込み? つか屋台っぽいのに料金後払いなの?)が、バルサが立ち去ってのちしばらく揺れてますが、自分が最初に違和感を覚えたのはこのときの音でした。10話の外国硬貨と比較すると、同じ『木の上で揺れる音』でも違っているような気がします。
また、ハイライト(金属光沢)も入っていません。使い込んで汚れた硬貨は確かにぴかぴか光りませんが……。

金属よりも柔らかい、ちょっと鈍めの音。そこから考えた材質は、

・木
・骨
・象牙
・貝

などです。てゆーか1話の第一印象が「……木製?」でした(笑)。音も、将棋の駒をかちゃかちゃやるときの音に聞こえます。骨や象牙では色の違いがネックになってくる気がしますし……。


が。木製となると非常に気になる問題点が。


贋金作りやすくね?


これです。
そもそも貨幣の材料というのは難しいものです。たとえば銀貨。もし硬貨の額面よりも、銀としての価値の方が高かったら、硬貨として使うより鋳潰して銀として使った方がお得なことになります。そうして鋳潰されまくったら、当然硬貨の流通が滞ります。てゆーか硬貨の意味がありません(笑)。最初から銀として使えっつーことになります。実際そういう使い方が硬貨黎明期、および貨幣単位が違う国家間の貿易では一般的だったようです。

しかし、だからといって額面よりあまりにも安い材質だとどうなるでしょうか。
まず、正式な国としての貨幣発行の場合。
安い材質を使ってるので、たくさん貨幣が発行できます。江戸時代、財政難に陥った幕府が金の含有量を減らしてたくさん貨幣を発行し、本来の貨幣との差額を利用して利益をあげようとしました。結果、


インフレが発生して経済大混乱。


貨幣の発行には厳密なコントロールが必要なのです。安易な手段使ってんじゃねーよ、とゆーことですね。

そして、民間に目を向けます。
安いということは、民衆でも手に入れやすくなるということです。
すなわち、贋金作りほーだい。
金属硬貨というのは、この点で多少有利なわけです。作るには金・銀・銅などを手に入れねばならず、加工に設備と技術が必要であり、そのうえで本来の硬貨額面よりコストが低くなければ、贋金作る意味がありません。

が、木なら手に入れやすいように思いますし、加工も金属ほど難しくはないように思います。なにせ金属は鋳造することになりますから。
ついでに、木と金属では、磨耗スピードもだいぶ違う気がします。


……はて?


考えられるのは、
・ツゲなど、貴重で高価な木材である。
・染めるのに特殊な染料が必要。または木地の色として珍しい(特に黒…)
・あの薄さまで削り、反った形をとらせるのに、割れやすい、硬いなど、加工の難しい木材である。(基本的に柔らかい木材は軽いので、代用すると重さでバレると思うのですよ)
将棋の駒の作り方を参照、このうちで高級品にあたるような文字の彫りをされている。(つまり加工に技術が必要ってことです…)
といったところなのですが……。

紙幣なんか材料が紙ですが、特殊な紙・複雑な模様・すかし・色味・最近ではホログラフと数々の工夫がされてるのはご存知のとおりです。
とゆーわけで、きっとすごい工夫がされている木製硬貨なのでしょう(強引にいった!)


これで金属製だった日には目もあてられません(笑)


※他のお金についての記事はこちら→その1その3
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 コメント
こんにちは。こちらにお邪魔してコメントするのは初めてですが、いつも楽しく読ませて頂いています。
硬貨の材質ですが、確かに音を聞いていると「カチャカチャ」鳴っているので木製っぽい感じはしますね。
でも実は第10話で出てきた賭博の胴元が、客寄せする時に「張ってちょうだいハン硬貨。張ってくださいルガルの銅貨。」と言っているので、少なくともルガル硬貨=銅貨ではないかと思います。ハン硬貨の方はよくわかりませんが、名産品の「ヨゴ鉄」から連想して鋼製かな?とか妄想していました。
まあこういう考察は「どうかな?こうかな?」なんて考えるのが楽しいですよね。(ツッコミ待ち)
** nash4312 * 2007/06/17 7:02 PM *
nash4312さまいらっしゃいませー! 光栄です、コメントありがとうございます!
で……「銅貨」て言ってましたかー!?(がーん)く、両方「硬貨」だとばかり思い込んでいました;;もう1回聞き直してみます。
先入観は知覚を曲げてくれちゃうから厄介ですね。金貨の件で事実と推測をごっちゃにしてしまい、あちゃーと頭を抱えたところだったのですが、更に落とし穴が。貨幣は鬼門か。鬼門なのか。
鋼は自分もちょっと思いました。合金路線でちょっと調べもしたのですが、えらい奥の深い世界で中途撤退するハメに(笑)。余裕があったら再度調べてみます。そういや石って視点も欠けてましたし。
こうしてああでもないこうでもないと言い合えるのはすごく楽しいです! またそちらのブログにもお邪魔させていただきます〜。しゅの件、仮説がなきにしもですので!
** あみん * 2007/06/17 10:39 PM *
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