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タンダのおうち
タンダの小屋。
第一印象はコチラ↓

おもいっきり池、てゆーか沼が目前に! うあー蚊柱立ちそう!


なんであんなとこに住んでんだよーぅ、てのが今回のテーマです。

えっと、正確にはアレ、タンダだけじゃなくトロガイ師のおうちでもあります。
つまり、呪術師・薬師のおうちなわけですね。
呪術のことはよくわかりませんが(笑)、薬を作るのに水が必要なのはなんとなくわかります。
ごりごりしたのを水でこねこねしたり、薬効成分を水で抽出(=煎じ)たり。水はもっとも身近な液体でありながら、多くのものを溶かし込む偉大な溶媒ですからね!
(蒸留酒があるかどうかわからないけど、エタノールも手近な有機溶媒であります。防腐作用もあるスグレモノ! 棚に並んだたくさんの壷、一部はエタノール漬けの薬じゃないかなー。クリーム状の軟膏にするのに、油脂の類もありそうな)
ただ……いくら澄んでるように見えても、薬にするのに沼の水はマズい……よな……。
あんだけ生物が繁茂しまくってるからには、きっといろんな種類のプランクトン・細菌がうようよ。濾過して蒸留するなら別ですが、それくらいなら湧き水とか雨水を使ったほうが手っ取り早いだろうし。せいぜい調合道具の予備洗いくらいにしか使えない……。
と、いうわけでこの可能性は却下。

次。貴重な薬草の分布場所である、という可能性。
これはアリかと。知識がないので、画面に映った植物のどれがどれだかさっぱりわかりませんが(笑)
そうそう、薬草といえば。
タンダが扇の下で薬の原料を仕入れててびっくりしました。買うんだ!?
が、よく考えてみれば山には山の、里には里の生態系があるわけですから、一ヶ所で必要な原料のすべてが手に入るってことはないですよね。
とすると、薬草が生えてるとこに住んだっていいわけだ。晩御飯のおかずの風味付けに、庭からハーブ取ってくる感覚で(笑)よーしよーし(笑)
あるいは問題の『蚊柱』が……原料だったらヤダな……;;(漢方にはゴキブリを乾燥させたやつとかありますけどね;)

はい次。今度は『呪術師』とゆー特性にも注目してみます。
呪術師であり、薬師。言い換えれば魔女(witch)・シャーマンなわけで。
(こちらの世界では)古代においてその地位は高く、支配者を兼ねることもありました。そこまでいかなくても長老とか。
たぶんヤクーの時代、呪術師は尊崇されていたのではないかと思います。
ですがその土地にヨゴ人がやってきて、帝(天ノ神)を頂点とした組織を持ち込みました。同時にもたらされたであろうものが稲作と、農民によって形成されるムラ社会です。ヤクーは徐々にヨゴ人と同化していきますが、新宗教とヨゴ式価値観の導入に従い、呪術師の地位も低くなっていったと思われます。呪術師も薬師も非常時に必要とされるものですが、だからこそ怪我・病気・死・災害といった『ケガレ』に密接な存在であり、忌避されるものでしょう。畏怖であったものが、異端視、排斥につながって(ただし必要な存在ではあるので完全には排斥されず)現在に至るのだと思います。
タンダたちの存在はムラのウチでもなくソトでもない、実に微妙なところに位置している――ということが、原作にはしっかり書かれています。


これを映像化した結果が、沼、なのではないかと。


彼らの住まいは、もちろん田んぼの中の集落(ウチ)にはありません。
山の中。これだけだと微妙です。山はソトへの入り口ですが、日常の延長でもあります。おじいさんが山へ柴刈りに行ったりとか(笑)山菜やら木の実やら、漆やらもとりにいくかも。有用です。
とゆーわけで、沼のそば。一番使い道がなさそうな土地です。ぶっちゃけ湿地って差別を受ける人たちが住むところっぽい(最初からそう言えばよかったんじゃないですかあみんさん!)。西洋の御伽噺に出てくる魔女も、会いに行くにはカエルやらヘビやらがうようよいる、ヘンにぼこぼこ泡立ってたりする沼地を抜けていくじゃないですか(偏見)。(余談:昔読んだロシアの民話集では、何故か魔女の住まいはニワトリの一本足の上に乗ってぐるぐる回ったりぴょんぴょん跳ねたりしてました。魔女さん乗り物酔いしないんでしょうか。どういう発想からくるものなのか、無学なものでさっぱりわかりません/笑)
あ、そういえば扇の下でも、川べりぎりぎりのところに、トーヤ・サヤといった、たぶん一番低い階級の人たちが住んでるらしき小屋……バロック?……テント?がずらっと並んでましたね。
つーことで、『沼地に住んでいること自体が呪術師の立場を表している』説。

いい加減ヤになってるでしょうがまだあります(笑)
もっと単純に、『昔あそこがヤクーの聖地だった』説。トーテムポールの門っぽいのがあったため。

さらに単純に、『チャグムがかかわる場所だから水がある』説。
これから住むのも水車小屋だし、帝の像があるところもめっちゃ豊かな水の風景が。
そもそも棺が舟形! ヨゴは水の民(や、ナユグのじゃなくて)なのかもしれません。


実際の正解はともかく、考えててめっちゃ楽しかったです(イイ笑顔)
でも言葉にするのは難しかったです。舌足らずな部分もあるような……。
ここまで読んだ方いたらお疲れ様でした! ありがとうございます!
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